【報告】 2020年度第2回特別セミナー『東日本大震災から10年,私たちは何を考え,何をすべきか』開催報告(2021.1.23)

2020年度第2回特別セミナー
『東日本大震災から10年,私たちは何を考え,何をすべきか』
開催報告(2021.1.23)

2021年1月23日(土)に防災リスク管理コースで2020年度第2回特別セミナー『東日本大震災から10年,私たちは何を考え,何をすべきか』がオンライン(zoom)で開催されました。
建築学専攻,土木工学専攻の教員等12名が参加して,3つのテーマ,「構造工学の観点から何を考えるか」,「災害科学の観点から何を考えるか」,「計画,社会工学の観点から何を考えるか」について,5分間の講演の後,ディスカッションを実施しました。
主に「2011年東日本大震災,もしくはこれ以降の災害に対し,10年間の研究で何をしてきたか」,「大学での防災教育,防災研究をどのように考えるべきか」,「これからの防災について,何を考え,何をすべきか」を中心に,分野横断,レジリエンス強化に基づく防災についても議論が広がりました(写真1)。

写真1 ディスカッションの様子

最後に東京大学の羽藤英二教授による特別講演が行われ,2011年東日本大震災以降に被災地で精力的に実施している復興支援事業,全国に展開している復興デザイン教育などが紹介されました(写真2)。

写真2 羽藤英二先生による特別講演

途中から上記のディスカッションにも参加していただき,貴重な意見交換が行われました。聴講していた学生にとっても刺激的であり,大変意義のあるセミナーになりました。

コメントを残す