野田キャンパス理窓会記念自然公園において、ナラ枯れに関するイベントを開催しました(2022.10.10)

近年、関東地方を中心にナラ枯れ*が猛威を奮っており、理窓公園でもナラ枯れによる樹木枯死被害が多数発生しています。公園内を散策して実際のナラ枯れの状況を観察しながら、枯死のメカニズム、防除方法、日本におけるナラ枯れと防除の現状について、林学・森林管理が御専門の伊髙 静 先生 (経営工学専攻; 農理工学際連携コース補助教員)が講演されました。コース学生、教員を中心に、興味を持ったコース外の学生、一般市民の方々が50名以上も参加され、森林管理について考えるよい機会となりました。
本イベントは、2023年度から理工学部・理工学研究科が創域理工学部・創域理工学研究科と名称変更されるのに伴い、学科・専攻間の教育・研究に関する連携を強化する目的で開始された創域の芽プロジェクト「野田キャンパス理窓会記念自然公園における環境教育」(代表教員 伊髙 静 (経営工学専攻)、参画教員 朽津 和幸 (応用生物科学専攻))の第1回として行われました。今後も、理窓会記念自然公園を活用したイベントを開催していく予定です。
(*ナラ枯れ: カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌の感染により、ブナ科等の樹木が集団的に枯死する現象。)

カシノナガキクイムシによる樹木の穿孔

講義のイントロダクション(あずまやにて)

防除方法についてみなさんに説明されている様子

開催告知に使用したポスター

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