2025年度農理工学際連携コース発表会を行いました(2025.12.17)

2025年度の農理工学際連携コース発表会は、講堂での発表、学外からの講演と英語発表に対するコメント(オンライン)の形式で開催しました。コースに興味のある学生も発表者、聴講者として参加しました。

最初の英語でのショートプレゼンテーションでは50人以上のコース学生、コース加入希望の4年生と発表を希望するコース外の学生も口頭発表を行いました。本学英語教員には昨年に引き続きネイティブの視点より発表についての全体的なご講評をいただき、その中で発表の仕方を褒められた学生もいました。英語でプレゼンテーションを行う際の心得、発音についてのいくつかのポイントも教えていただきました。

その後、ポスターセッションが行われました。農業、環境という大きな枠組みの中で、分野が大きく異なる研究内容の発表に対して参加者は熱心に質問しディスカッションが非常に盛り上がっていました。

最後のセッションの招待講演では以下のお二人に特別講師としてご講演いただきました。

・石川酒造株式会社
前迫晃一様
・キッコーマン株式会社・東京大学農学生命科学研究科
吉留大輔研究員

講演1では前迫先生に「日本酒造りの微生物と美味しさの関係」のタイトルでお話しいただきました。醬油の作り方の歴史のおさらいを導入として、日本酒造りの歴史から日本酒造りの工程まで、また、その中で何がどのように日本酒の美味しさに繋がっているのかを分かりやすく解説いただきました。後半は酒造の取り巻く環境まで話題がおよび、最後に「よいお酒とは」に対する先生のお考えで締め括られました。
講演2では吉留先生に「窒素固定細菌を活用した“空気からバイオものづくり”」のタイトルでお話しいただきました。空気中の窒素分子から微生物を使ってアミノ酸を作るご研究を始められたきっかけから、この研究のチャレンジングなポイント(窒素分子を原料とすることの難しさ)、その困難に対して微生物の遺伝子にどのように改変を加えることで克服して生産効率を向上させてきたのかについて、詳しくかつ分かりやすく解説いただきました。

その後の意見交換会も含め発表会全体を通して、分野の融合をさらに深めることができました。

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