2023年度農理工学際連携コース発表会を行いました(2023.12.20)

農理工学際連携コース交流会は屋外で学生同士が交流しながら研究発表を行う星空ゼミとして始まりました。今回は講堂での対面発表、海外研究者からのコメントはオンラインの形式で開催しました。

最初の英語でのショートプレゼンテーションでは、50人以上のコース学生、コース加入希望の4年生、コース教員の研究室の研究員が口頭で発表を行いました。Stephen Jennings 先生(本学英語教員)、)に昨年に続きネイティブの視点より発表について全体的なご講評いただきました。英語でプレゼンテーションを行う際の心得、発音についてのいくつかのポイントなどをアドバイスいただきました。本学で語学の講義を担当されている半沢 蛍子先生、フランス出身のミシェル田中 グザヴ先生には英語の発音の時の音の高さや発音の際に唇をしっかり動かすことの重要性、発表の際のしぐさなど非言語部分の重要性を教えていただきました。

この後の招待講演では以下のお二人を特別講師としてお招きしてご講演いただきました。
・東京理科大学 理工学部 応用生物科学科(2023年度より創域理工学部 生命生物科学科)卒業生で同学科准教授を勤められ、現在公立千歳科学技術大学 理工学部 応用化学生物学科 教授の諸橋 賢吾先生
・農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 エグゼクティブ リサーチャー 今井 亮三先生

講演1では、諸橋先生に「ネットワークアプローチによるフラボノイドの効能予測」というタイトルでお話いただきました。フラボノイドの効能をタンパク質や遺伝子のネットワークから明らかにするという新しいアプローチをご紹介いただきました。公共のデータベースを利用して解析する興味深い手法で、生物系の学科以外に所属する学生も熱心に耳を傾けていました。
講演2では、今井先生に「ゲノム編集で作物をデザインする研究」というタイトルでお話いただきました。ゲノム編集の基本的な原理、開発の流れも踏まえつつ、コムギの収量を向上させる品種改良研究、改良法の開発などについて分かりやすく解説くださいました。
どちらも生物系のご講演でしたが、工学的な見地からの興味深い質問やコース学生、このコースに興味をもつ3年生からの熱心な質問で質疑応答も盛り上がっていました。

最後に、ポスターセッションを行いました。農業、環境という大きな枠組みで繋がりつつも分野が大きく異なる研究内容の発表をコース学生、コース教員だけでなく、コース加入前の研究室学生、3年生も熱心に聞いており、研究面で交流を深めることができました。また、今年度の発表会では4年ぶりに例年のような交流会を行うことができ、分野の融合がさらに深まりました。

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